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グリーンキーパーのひとり言3

グリーンシート掛け

この冬は例年にない暖冬で、12月に入っても本当に暖かい日が続きました。通常12月上旬には朝霜が降りて、コース一面真っ白の世界になるのですが、昨年は年末に寒波が来て、ようやく真冬のゴルフ場らしくなりました。
この時期は関東のゴルフ場で朝早くスタートすると、一面霜と凍結でバリバリの中プレーされた経験をお持ちの方も多いと思います。 そんな中、当倶楽部では少しでも良いコンディションでプレーして頂くためにグリーン上に「アルミシート」を掛け、ボールがシーズン中と同様に止まり、転がるための手助けをしています。
 
■ 冬のグリーン作業手順
 
①プレー終了後の午後にグリーン刈りをします。
(この時期、ほとんど芝は伸びませんが、細かいスパイクマーク等を転圧するためにグリーンモアを走らせます。)

  • グリーン刈り風景

②翌日用のカップ切りをします。

  • カップ切り風景

③グリーンのシート掛けをします。

  • ①各グリーン角のポイントからシートを掛ける

  • ②シートを掛け、風で飛ばされないようにピンと土のうで留める

  • ③シート掛け終了

④早朝、ピンを抜き、シート上げをします。

  • ①シート上げ風景1

  • ②シート上げ風景2

  • ③シートを干す場所に運ぶため、一旦畳む

  • ④ブルーシートにのせて運ぶ

  • ⑤日の当たる法面に干す

⑥グリーン上の落葉、芝カス等をブロワーで清掃し、終了です。

■ 冬のティーグラウンド
 
冬の朝、凍結した真っ白なティーグラウンドでショットをするのは辛いものです。
当倶楽部ではレギュラーティーには縦2m横5mのシートを掛け、その他のティーにはティーボーラー(穴あけ器)を置いています。

  • レギュラーティーのシート掛け

  • レギュラーティーのシート上げ後

  • バックティのティボーラー

冬の凍結と霜を防ぐための一連の作業は、とにかく人手がかかります。
1枚200~300㎡のシートを掛けるには1班、5人以上は必要ですし、朝霜の付着したシートは50kg以上にもなり、これを 2人組で運ばなければなりません。そのため不況続きのゴルフ場業界ではシート掛けをしない(できない)コースが増えています。
そんな中、何とか良いコンディションでお客様にプレーして頂きたいと頑張っている、「冬の清澄ゴルフ倶楽部」に、今年も是非ご来場下さい。

清澄ゴルフ倶楽部 グリーンキーパー 野呂田 峰

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