コラムColumn

支配人のひとり言14

ゴルフ場のレストラン

 ゴルフの本来の姿は、1番ホールのアウトコースから出て、インコースへ回り、最終18番ホールから上がって来る・・・というものです。
ところがバブル期の接待需要と共に急成長した我が国のゴルフ業界では、半分回ったところで昼食をとり、場合によってはお酒もたしなむ・・・といった特別な文化が形成されました。この形に賛否両論があることは承知しておりますが、気の置けない仲間と食事も含めて1日を楽しむ日本のゴルフスタイルが私は気に入っています。

  • レストランからの景観①

  • レストランからの景観②

  • レストランホール

 清澄ゴルフ倶楽部のレストランは、2階の大窓から望む景観が素晴らしく、余裕をもって来場された場合、コーヒーを飲んだり、朝食をとる時間は至福のひと時です。一転してハーフラウンド後のレストランホールは、良かったショットを誉めあったり、残念なシーンを悔んだり、良くも悪くもとても賑やかな空間です。
 一般的にゴルフ場の食事は豪華というイメージがあるので、当然お客様の期待値も上がります。昼食は、お客様が一定間隔で上がって来るので、対応しやすいという利点がある反面、次のスタート時間の制限があるので、提供時間を急がなければなりません。この難題を抱えながら、できる限り魅力的なメニューの提供を心掛けています。
 リピーターのお客様のためにも、基本的には四季に合わせてメニューの変更をします。今年の秋も、ようやく猛暑に終わりが見えたので、9月24日から秋の新メニューとなりました。メニューはプロのレストランスタッフが毎回頭を悩ませて考えますが、我々も必ず試食会を開いて、改善点などを話し合います。

  • 麻婆拉麺

  • 清澄和膳

  • ハーブ三元豚の味噌漬け

 日本の外食産業はレベルが高く、世界中から称賛されていますが、「食事の好みは十人十色」です。量、味の濃さ、食感、温度、万人に受けるのは難しいのですが、なるべくリサーチをして、好みの平均点を目指すことが重要です。
 当倶楽部では、土曜日など法人様の接待利用も多いので、「おつまみ類」の充実にも力を入れています。「カシラ炒め」「ハルピン漬け」「イワシの丸干し」は不動のトップ3となっています。ご来場の際には、是非お試しください。

  • カシラ炒め

  • ハルピン漬け

  • いわしの丸干し

 ゴルフ場を訪れる際の楽しみの1つとして、当倶楽部のレストランがお役に立てるようにスタッフ一同さらに精進してまいります。

清澄ゴルフ倶楽部 支配人 野呂田 峰

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