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グリーンキーパーのひとり言26

夏の終わり

今年も、暑い夏は数々の記録をぬりかえました。
(今年も?)というのは、もう「異常気象」ではないのです。ラニーニャ現象、石油燃料の多消費、オゾン層の破壊、 ヒートアイランド現象、等々様々な原因、そして、結果としての年々の気温上昇を我々は肌で感じています。
8月のある日、当倶楽部のすぐ近くの熊谷気象台と岐阜の気象台が40℃超えの日本記録を75年ぶりに更新しました。何でも日本一は凄いことですが、素直には喜べません。
毎日、寒地型芝草のベントグリーンを見るたびに、「生きていること」に感動する自分がいました。フェアウェイやラフの日本芝も散水の足りないエリアは日に日に焼けていきもう限界・・・ と思った8月23日! 神様は見ています。9.6mmの雨が降りました。
自然の力は偉大です。ほんの1週間でコース全体が輝くような緑になりました。ベントグリーンにとってはまだまだ厳しい日が続きますが、これで睡眠不足から少し開放されるでしょう(笑)
コースは猛暑の中、お盆を休まず営業した変わりに、その後メンテナンスのための連休を頂きました。その間には芝管理はもちろん、カート道路の補修工事等、コース美化の集中作業をしました。

  • ゴムチップ撤去作業

  • 舗装前エッジ切

  • 舗装前枠組み

  • 舗装作業

  • 舗装終了

  • 舗装終了

猛暑と言えば、プレー中に具合の悪くなるお客様もいらっしゃいます。そんな時にキャディをはじめ我々従業員の初期対応は非常に大切です。休場日を利用し、消防署の協力を得て、救急処置訓練をしました。当倶楽部には緊急時の対応としてAED(心臓に電気ショックを与える機械)も準備しております。われわれ従業員が緊急時に最低限対応できる知識を持つことはとても重要と考えています。

  • 救急訓練風景

  • 救急訓練風景

暑さの程度に関係なく夏のコース管理のポイントは「水管理」です。
何度かコラムで書いたように、清澄の散水用水は雨水を貯めた貯水池の水が全てです。
それでも、スプリンクラー設備が付いている当倶楽部はまだ恵まれています。
ただし、設備関係に故障はつきもので、日々の点検と老朽化したものの更新は欠かせません。

  • 散水用貯水池

  • 散水用パソコン

  • 散水風景

毎年、夏が終わると1年無事終了・・・と思うグリーンキーパーは私だけではないでしょう。
ところが油断していると今度は台風です。(笑)
やっぱり終わりはありません・・・

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